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南紀白浜　名勝巡りツーリング

6月中旬。梅雨が例年よりも1週間ほど遅く、週末は晴れていたので和歌山県の南部にある白浜へ出かけてきました。
白浜と言うと関西の海水浴の鉄板スポットとしてある白良浜のビーチが有名ですが、今回は海で遊ぶのではなく、海岸沿いに国の名勝に指定されている断崖スポットや、
何気にここは温泉街であったりもするのでそういった観光地を巡るソロツーリングをする事にしました。

大阪から白浜までは180kmくらい。
ですが下道を使うと片道4時間以上掛かるので、今回は行きも帰りも高速オンリー。
時期的にまだ早朝は寒かったので、朝9時頃に出発。
すぐに阪神高速に乗り、大阪市を超えたあたりにある松原JCTから阪和自動車道に入り、そこから150kmほど無心で走る。
白浜のお隣にある田辺市の出口で降りて、R42⇒R33と進んだら白浜に到着。ぴったり2時間くらいでした。

到着後近くのコンビ二で休憩した後、最初の目的地「円月島」に向かいました。
R33を道なりに進んで白浜の半島を1週できる、R34通称「南白浜道路」に入る。
そこを10分くらい行ったところに「京都大学白浜水族館」の看板がるので、その道に入ると、円月島を一番近くで眺める事が出来る堤防に出ます。
円月島は白浜海岸に浮かぶ全長100mくらいの島、、というか岩に近い。
島の中心部分におおきな海蝕洞が出来ていて、それが名前の由来になったそう。パッと見、小島2つが岩の橋で繋がられえるような感じ。とりあえず、近くにバイクを止めて撮影。

お次の目的地は「千畳敷」です。またR34に戻り、15分ほど海岸沿いを南下すると到着。
千畳敷は太平洋沿いのにある海岸。
砂浜があるビーチではなく、砂岩で出来たスロープの状の岩盤。
複雑な構造の岩でできた緩い階段っぽい感じの海岸です。
岩盤の上を歩いて海の近くまでで行けるので、そこで写真を撮る。
周りには観光客がポチポチ。
岩盤からの海の景色は綺麗でしたが、所々岩盤に落書きがあったりゴミが捨ててあったりしたので、ちょっと残念な感じ。

千畳敷を後にした後は、近くの「三段壁」に向かいました。またR34を南下して1分ほど。
三段崖はいわゆる段崖という感じ。
50mくらいの高さがあり、側面から見ると迫力あります。
崖の下には200mほど洞窟があり、エレベーターで降りて観光できるのですが入場料が1300円・・・。
せっかく来たのに写真撮るだけってのもったいないなーと思いつつも、予算オーバーだったのでスルー。

一通り名勝を回った後は、来た道を少し戻り、千畳敷のちょっと北にある「崎の湯」と言う温泉に向かいました。
海から10mくらいの近さにある岩礁に作られた露天温泉。
太平洋の海の眺めながら湯につかれる。
温泉の真横には自然で出来た岩盤があり、そこで波に激しく打たれる岩を眺めたり、平たい場所ではゴロ寝もできます。
寝てると波の水しぶきが体に掛かるのが気持ち良い。岩盤で裸で20分ほどガチ昼寝しました。
なかなかワイルドなリラクゼーションを体験できる最高の風呂だと思います。
ただし、ここは温泉からでる水がそのまま海に流れるため、石鹸・シャンプー等を使う事が出来ず洗い場がありませんのでご注意。

1時間ほど温泉を楽しんだら、午後2時。少し空が曇り模様気味になってきたんですが、
まだ時間があったのでなんとなく白良浜に行ってみる。
梅雨の時期の為か、人がほとんど居ない。
写真を撮るにはチャンスだったので、適当に取りながら散歩。
その名に相応しい真っ白な砂浜が綺麗で日差しが無くても眩しいです。

散歩を終えた後は結構腹が空いていたのでR34を戻り、白浜と田辺の間にある「とれとれ亭」というレストランでお昼ご飯。
地元では有名なバイキングレストランで、ランチタイムは1300円で付近の港で取れた新鮮な魚介を食べ放題。
寿司や刺身はもちろん、お惣菜や中華などもメニューにあるので、かなりリーズナブルで、味もその辺のファミレスより美味しかったです。

腹を満たした後は、田辺で給油を一回して、そのまま高速にのって行きと同じようなルートで大阪に。午後6時前に到着でした。

今回のツーリング、個人的に一番印象に残ったのはやっぱり崎の湯でした。
おそらく梅雨が明けて夏本番になったらまた白浜に訪れると思うので、その時もまたこの温泉のリピートすると思います。

総走行距離　320km

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