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北海道ツーリング2017 PART7「想いの力 -北竜・留萌・羽幌・手塩-」
2017-8-20 23:12 投稿者: さすライダー (記事一覧) [ 26hit ]
7月17日:雨のち晴れ 走行距離:173km

ポツポツ、、、テントに当たる雨の音。
うわ〜、雨のキャンプの撤収は悲惨だな、、、ちょっと様子を見ようかな?

昨日テントを張った直後に、眩しい日差しが出ていたので油断してしまった。


しかし、30分ほどで雨は止んでくれた。
今だ!今しかない!雨が止んだと言っても辺りは暗く、遠くに雷の音が聞こえる。こういう時は嘘のように手際がいい、ささっと撤収して出発。

走り出すと、結構な雨になってきた、、、いやぁーラッキーだった。あの一瞬の合間に撤収しなければ、今日はキャンプ場から動けなかったかもしれない。


走ってる最中に雨が降るのは、それがツーリングだと割り切れる。


とは言っても、かなりの雨、セイコーマートのイートインを発見し逃げ込む。快適な店内で朝食を食べながら、スマホで情報取集。

この辺りは一日中雨だが、海沿いの北のほうは晴れ、明日は全力で晴れ。ならば決まった、どのみち北上中なので、オロロンラインに出て北上しよう。


降りしきる雨の中、せっかく近くを通るので、北竜町名物「日本最大のひまわり畑」に立ち寄るが、案の定誰もいない。

そもそも、まだヒマワリは咲いていなかった、、、でも、それじゃ悔しいので?
偶然道路脇に咲いていたヒマワリをバックに愛車の記念撮影。ヒマワリの町で、ヒマワリの写真を撮ったという事実が大切なんです(笑)しかし、雨のヒマワリもなかなか風流で悪くない。


内陸から、海沿いの留萌を目指して走り出す。雨はどんどん弱くなっている気がする、早く晴れ間を拝みたいものだ。北海道の雨の道は眠くなる、広い道で速度が出せないから、世界が止まって見える。


そんな精神的な疲労がMAXな時に見つけてしまったのだ。

それはランドリー、今日はそろそろ洗濯しないといけないと思っていたのだ。留萌の郊外にある、割と大きなランドリー、ここで洗濯兼雨宿りとしよう。旅の道中のランドリーは、日常と触れ合える場所でもあり、旅情を感じる場所でもある。


PCやスマホの充電もしながら、時間を有効に活用できたと思う。昨日の小樽のイオンも合わせて、雨の日は気を取り直して用足しに当てると、意外に貴重な日になったりする。


洗濯を終えて、外に出ると雨は止んでいた!3日ぶりの海を見ながら走り出す。いよいよオロロンライン、北海道ツーリングのハイライト。ここから稚内まで、延々と300kmくらいシーサイドクルージング楽しめる。


特に手塩から稚内までの70kmはクライマックス、これは全力で晴れる明日にとっておく。


つまり今日は手塩まで行く!ゴールが決まれば走るのみ。
雨が降ったり止んだり、しかしここはオロロンライン、雨でもライダーが沢山いる。雄大な風景に広い道、適度なコーナーに巨大な風車群、まさに日本離れしたという言葉がふさわしい場所。


羽幌の町に入ると、空は快晴なのに、結構な雨が降っているという不思議現象に遭遇。なんだこれは?どうしても今日は雨らしい、まぁ明日晴れるための今日の雨ならOKです。

名物の「生エビ丼」を食べるために「北のにしん屋さん」にチェックイン。甘くてプリップリの甘エビが美味しすぎて、雨で消耗したパワー完全復活!ライダーは単純です(笑)そして、気持ちが回復すると天気も回復する、太陽さんカムバック!


僕はその昔「超」がつく雨男だった。

その雨男っぷりは、日本一周をした際は2/3が雨だったという素晴らしい実績なのだ。その後も、ツーリングに行く度に雨を呼び寄せ、晴れを雨に変えていた。しかし2年前、僕は個人で稼ぐ道を志し、そのために物事の考え方を一新した。なんてことはない、この世の物事は、突き詰めれば詰めるほどシンプルなのだ。


要は雨が降ると思うから降るのであって、降らないと思えば降らない、ただそれだけだったりする。


雨男の時の僕はいつも「どーせ雨が降る」という前提でバイクに乗っていた。僕は雨男、晴れることなんて滅多にない、あーあ残念だな、、、例え晴れていても、雨が降る前提の装備で乗っていたのだ、、、するとやっぱり降ってくる。


雨なんて降らない、僕がツーリング中に雨が降るとか有りえない!そもそも雨が降る前提で用意をしない、晴れ前提で準備する、そもそも天気予報を見ない。すると、嘘のように晴れ率が多くなったのだ。


ちなみに僕は文系ではなく、バリバリの理系、本来そんなことを信じる人間ではない。しかし人間の考え方や、想いの力は自然にも左右する、今では本気でそう思っている。実際今日の流れがそうだ、なんとなく気分が冴えなかった午前中は雨だったけど、美味いものを食べて、気持ちが上がった今は晴れ。


明日はオロロンラインのクライマックスだから絶対晴れて当たり前!と思っていたら、いつのまにか明日の天気予想は晴れに変わっていた(昨夜の時点では今後しばらく雨だった)

日々の生活の中で、何かうまくいかない、何かおかしいと感じていたら、実はあなたがそう思っているだけかもしれない。考え方や捉え方を変えれば、別な結果が向こうからやってくるかもしれない。


晴れたオロロンラインはライダーを一瞬で元気にする!海沿いを快適に走る僕とGS号。すれ違うライダーも皆笑顔だ、ここにはバイク乗りの正のオーラが漂っている。


しばらく走ると、前方11時の方向に巨大なオブジェを補足した!最果ての富士山こと、利尻島の利尻富士である。利尻富士が見えるということは、オロロンラインが絶好の天気という証でもある。テンションが最高潮の中「道の駅 富士見」にて、利尻富士を見ながらエナジードリンク。午前中が雨だったなんて信じられない快晴っぷり、これだからバイク旅はやめられない。


はやる気持ちを抑えて、今日は手塩で刻んでおこう。


天塩町は「鏡沼海浜公園キャンプ場」一度泊まってみたかった、ライダーに人気のキャンプ場である。500円でテント泊はもちろん、200円(!)でライダーハウスに泊まることもできる。オロロンラインの真っ只中というロケーション、歩いていけるセイコーマートと温泉、綺麗なサイトに充実の設備。ここが人気というのは一瞬で理解できた、既に連泊したい病が渦巻いている(笑)


テントで寛ぎ、陽光で輝く愛車と鏡沼を眺めながら、明日への期待を胸に抱いた。



→北海道ツーリング2017 PART6はこちら
→北海道ツーリング2017 PART8はこちら
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