北海道ツーリング2017 PART4「危険すぎる神社 -北斗・江差・せたな」
Tweet 7月14日:晴れ 走行距離:189km
久しぶりの宿は、、、ぐっすり眠れなかった(笑)
やっぱり北海道はキャンプがいいなと思いつつ、宿の利点を生かそうじゃないか!
函館朝市から歩いて5分の宿なので、身軽な格好で海鮮丼を漁りに繰り出す。
予め目星をつけておいた「茶夢」さんで、イカそーめんを食べるはずが、カニ・ホタテ・イクラの三色丼を注文(笑)え?これオマケ?本番じゃないですか?というレベルの付け合わせに驚く。
海鮮丼はもちろん美味しいけど、自他共に認める痩せの大食いの自分が何かおかしい。昨夜から、あまり食欲を感じない、、、普通ならペロッと平らげる海鮮丼が非常に重かった、、、朝からお腹がパンパン。
連日の旅でお疲れなのか?ちょっと心配な僕の胃袋。
それにしても今日も暑い、なまら暑い。ライジャケを羽織るのが本当に億劫だ、ベンチレーション全開でも全然涼しくない。
暑さに文句を垂れながら道南のシーサイドを走っていると、見覚えのある名前の看板を見かけた。「トラピスト修道院」女人禁制の修道院で、修道院へと至る並木道がライダー定番の写真撮影スポット。
今まで行ったことがないので、コレは寄っておくべきでしょう!噂の並木道はとても雰囲気があって、思わずアクセルを緩めてトコトコ走ってご満悦。
修道院は、まるでRPGの世界に迷い込んだかのような荘厳な雰囲気、ここは寄ってよかった。
再び海沿いの道を走り出す、北斗市のキモかわいい(?)ご当地キャラ、ズーシーホッキーに会う予定が、いつの間にか北斗市を過ぎていた、、、どうやら暑くて頭が働いてない模様(笑)
ではせめて、北海道新幹線開通のお祭りムードを味わおうと、木古内の道の駅にバイクを止め、新幹線が通る駅を見学。
とても失礼な話だが、こんな田舎町に(僕は田舎が好きです)到底あるとは思えない立派すぎる駅に驚いた。新幹線が通ると、こんなにも違うのだろうか?人気が全くない真新しい新幹線の駅にて「北海道最南端の駅」の看板で記念撮影。
海沿いの静かな田舎町、賑わって欲しいような、このままでいて欲しいような、旅人の勝手な妄想をしばし思い巡らせた。
ますます暑くなる気温から、逃げるように渡島半島の西側を目指す。僕は知っている、渡島半島の西側は気温が低いことを、天候が東より悪いことも、、、
案の定、渡島半島の西側の江差に出ると、暑さはかなり和らいだ気がした。空は曇り、青い空は嬉しいが、今日はこのくらいが丁度いい。
江差のご当地ベーカリー「Becky」にてランチタイム。
ベッキー、、、去年は色々賑わったのだろうか?(笑)そんな事を頭に浮かべながら、美味しいパンを頬張る。
さて、例の場所まで60km、どうしようか?時間的にどうだろう?いや、考えるよりGOだな。
自由気ままな一人旅だが、今日はどうしてもチャレンジしたい場所がある。急ぎ足でGS号を走らせ、途中セイコーマートで飲料を購入!これで準備はいいんじゃないか?
飛ばしている気は全くないのに、、いつも目的地に予想より早くたどり着く我が愛車。おかげさまで目標の15時前にその場所にたどり着いた。
ここは、噂通りヤバい場所だな!辺り一面に漂う「最果て感」がそう物語っている。
「太田山神社」別名「北海道で一番危険な神社」日本で一番危険という噂もちらほら。山というより、崖の上にある神社までの道が超過酷な事で有名。
前から興味はあったが、ここ数年は道南地域へ行っていなかったプラス、いつもは一緒に北の大地を旅する妻が今回はお休み。ここは漢一人で挑みたい場所なので、まさに今回は願っても無い機会なのだ。
折りたたみ式のバックパックに熊よけ鈴、セイコーマートで買った飲料を背負っていざ出発!
出だしから、まるで垂直なんじゃないか?と思える超急な階段攻撃!すかさず険しい登山道攻撃!ロープをよじ登る攻撃!普通の登山ならクライマックスの波状攻撃に、身体中の生気がどんどん奪われていく。
しかも、今年の北海道の暑さが身体中の水分をどんどん奪っていく。言葉通り「身体中の汗が」全部放出したんじゃないか?僕は大丈夫なのか?
それでも、そこにある「達成感」を求めて歩き続けた先に待っていたラスボスは、絶望をプレゼントしてくれた。垂直に佇む岩肌に、無骨に垂れ下がるゴツいチェーン、命綱無しの決死のクライミング。
この先にゴールはある、それは分かっている。でも、落ちたら恐らく普通に死ねる(本当に)見た目は華奢だけど、タフガイを自認する僕もこれはかなり悩んだ。
悩んだ末に進む事を決意したが、それでも震えが止まらない、一歩一歩確実に、下は絶対見ない。
そして、それは僕の目の前に飛び込んで来た。
太田山神社、僕は北海道で一番危険な神社を無事に制覇した!曇天なので、あまり眺めは良くない、肝心の神社もとても小さい、だがしかし!
そこには「達成感」という最高の宝物が確かに存在した。
たった今、必死に登って来た断崖絶壁を見下ろしながら「これが悟りってやつか、、、」何か想うものがあった。そういう意味では、やはり太田山神社、凄い場所なのかもしれない。
往復約3時間、僕は無事に愛車の元に戻って来た。僕は大好きだ、長い間歩いた後に、バイクで一瞬でその距離以上を駆け抜ける瞬間が!体に翼が生えたその瞬間が!
太田山神社から、せたなの町にあるキャンプ場までの道。
眩しい夕日が僕と愛車を照らし、今日という旅路への祝福のように感じた。
→北海道ツーリング2017 PART3はこちら
→北海道ツーリング2017 PART5はこちら
久しぶりの宿は、、、ぐっすり眠れなかった(笑)
やっぱり北海道はキャンプがいいなと思いつつ、宿の利点を生かそうじゃないか!
函館朝市から歩いて5分の宿なので、身軽な格好で海鮮丼を漁りに繰り出す。
予め目星をつけておいた「茶夢」さんで、イカそーめんを食べるはずが、カニ・ホタテ・イクラの三色丼を注文(笑)え?これオマケ?本番じゃないですか?というレベルの付け合わせに驚く。
海鮮丼はもちろん美味しいけど、自他共に認める痩せの大食いの自分が何かおかしい。昨夜から、あまり食欲を感じない、、、普通ならペロッと平らげる海鮮丼が非常に重かった、、、朝からお腹がパンパン。
連日の旅でお疲れなのか?ちょっと心配な僕の胃袋。
それにしても今日も暑い、なまら暑い。ライジャケを羽織るのが本当に億劫だ、ベンチレーション全開でも全然涼しくない。
暑さに文句を垂れながら道南のシーサイドを走っていると、見覚えのある名前の看板を見かけた。「トラピスト修道院」女人禁制の修道院で、修道院へと至る並木道がライダー定番の写真撮影スポット。
今まで行ったことがないので、コレは寄っておくべきでしょう!噂の並木道はとても雰囲気があって、思わずアクセルを緩めてトコトコ走ってご満悦。
修道院は、まるでRPGの世界に迷い込んだかのような荘厳な雰囲気、ここは寄ってよかった。
再び海沿いの道を走り出す、北斗市のキモかわいい(?)ご当地キャラ、ズーシーホッキーに会う予定が、いつの間にか北斗市を過ぎていた、、、どうやら暑くて頭が働いてない模様(笑)
ではせめて、北海道新幹線開通のお祭りムードを味わおうと、木古内の道の駅にバイクを止め、新幹線が通る駅を見学。
とても失礼な話だが、こんな田舎町に(僕は田舎が好きです)到底あるとは思えない立派すぎる駅に驚いた。新幹線が通ると、こんなにも違うのだろうか?人気が全くない真新しい新幹線の駅にて「北海道最南端の駅」の看板で記念撮影。
海沿いの静かな田舎町、賑わって欲しいような、このままでいて欲しいような、旅人の勝手な妄想をしばし思い巡らせた。
ますます暑くなる気温から、逃げるように渡島半島の西側を目指す。僕は知っている、渡島半島の西側は気温が低いことを、天候が東より悪いことも、、、
案の定、渡島半島の西側の江差に出ると、暑さはかなり和らいだ気がした。空は曇り、青い空は嬉しいが、今日はこのくらいが丁度いい。
江差のご当地ベーカリー「Becky」にてランチタイム。
ベッキー、、、去年は色々賑わったのだろうか?(笑)そんな事を頭に浮かべながら、美味しいパンを頬張る。
さて、例の場所まで60km、どうしようか?時間的にどうだろう?いや、考えるよりGOだな。
自由気ままな一人旅だが、今日はどうしてもチャレンジしたい場所がある。急ぎ足でGS号を走らせ、途中セイコーマートで飲料を購入!これで準備はいいんじゃないか?
飛ばしている気は全くないのに、、いつも目的地に予想より早くたどり着く我が愛車。おかげさまで目標の15時前にその場所にたどり着いた。
ここは、噂通りヤバい場所だな!辺り一面に漂う「最果て感」がそう物語っている。
「太田山神社」別名「北海道で一番危険な神社」日本で一番危険という噂もちらほら。山というより、崖の上にある神社までの道が超過酷な事で有名。
前から興味はあったが、ここ数年は道南地域へ行っていなかったプラス、いつもは一緒に北の大地を旅する妻が今回はお休み。ここは漢一人で挑みたい場所なので、まさに今回は願っても無い機会なのだ。
折りたたみ式のバックパックに熊よけ鈴、セイコーマートで買った飲料を背負っていざ出発!
出だしから、まるで垂直なんじゃないか?と思える超急な階段攻撃!すかさず険しい登山道攻撃!ロープをよじ登る攻撃!普通の登山ならクライマックスの波状攻撃に、身体中の生気がどんどん奪われていく。
しかも、今年の北海道の暑さが身体中の水分をどんどん奪っていく。言葉通り「身体中の汗が」全部放出したんじゃないか?僕は大丈夫なのか?
それでも、そこにある「達成感」を求めて歩き続けた先に待っていたラスボスは、絶望をプレゼントしてくれた。垂直に佇む岩肌に、無骨に垂れ下がるゴツいチェーン、命綱無しの決死のクライミング。
この先にゴールはある、それは分かっている。でも、落ちたら恐らく普通に死ねる(本当に)見た目は華奢だけど、タフガイを自認する僕もこれはかなり悩んだ。
悩んだ末に進む事を決意したが、それでも震えが止まらない、一歩一歩確実に、下は絶対見ない。
そして、それは僕の目の前に飛び込んで来た。
太田山神社、僕は北海道で一番危険な神社を無事に制覇した!曇天なので、あまり眺めは良くない、肝心の神社もとても小さい、だがしかし!
そこには「達成感」という最高の宝物が確かに存在した。
たった今、必死に登って来た断崖絶壁を見下ろしながら「これが悟りってやつか、、、」何か想うものがあった。そういう意味では、やはり太田山神社、凄い場所なのかもしれない。
往復約3時間、僕は無事に愛車の元に戻って来た。僕は大好きだ、長い間歩いた後に、バイクで一瞬でその距離以上を駆け抜ける瞬間が!体に翼が生えたその瞬間が!
太田山神社から、せたなの町にあるキャンプ場までの道。
眩しい夕日が僕と愛車を照らし、今日という旅路への祝福のように感じた。
→北海道ツーリング2017 PART3はこちら
→北海道ツーリング2017 PART5はこちら
ホームページURL | http://www.sasu-rider.com |
バイクで旅するメルマガ | http://sasurider-mail.com |
北海道旅ブログ | http://www.around-hokkaido.com |
https://twitter.com/FreeRider0420 | |
https://www.facebook.com/SasuRider | |
https://www.instagram.com/sasurider0420 | |
YouTube | https://www.youtube.com/user/xelder1982 |
携帯で見る | URLを携帯に送る |
この記事の評価 | 0.00 (投票数 0) |
コメント一覧
0件表示
(全0件)
すべてのコメント一覧へ