それほど良くありませんでした。

走り出すまでは。

乗って、走って、初めて良さが判りました。
まだパワーモードは「Ｌ」、トラコン介入は「３」、３０００ｒｐｍ以下ですが、約１２０ｋｍ走った感想を書きたいと思います。



取り回し
軽い！
バードより１０ｋｇくらい重いはずですが、バランスが良いので感じません。

ポジション
バードより優しい。
ちょうど良い所にステップとハンドルがあります。
しかし停止して足を着こうとした時、ちょうど邪魔になる所にステップがあります。

エンジン
素直で静か、拭け上がり軽い。
昔のカワサキ・エンジンのような「カチカチ、ガチャガチャ」は一切ありません。
ホンダ・エンジンに近い感じがします。
トルクも十分、信号スタートも心配ナシ。

ミッション
「コクッ…」って感じ。
バードよりも軽くて気を使いません。
しかし、失敗した時は「ガッコン！」という音と共に、車体が大きく揺れます。
この音も揺れもバードの２倍以上です。

ブレーキ
普通です。
もっともハードなブレーキングなど、慣らし中の身には在りえない事ですが。
レバーがイマイチ調整しにくく、しっくりきません。

クラッチ
重い！
私の筋力不足も原因の一つですが、バードの２倍近く重く感じます。
レバーの調整はブレーキに同じです。

ショック
コレも普通。

防風性能
バードと比べると圧倒的に悪いです。
バードは通常の姿勢で肩より上、伏せた時はヘルメットの上部風の流れを感じてました。
１４Ｒは通常の姿勢で胸、伏せてもヘルメット半分以上に風圧を感じます。
ちなみに同じヘルメットを着用してます。

メーター視認性
普通です。
デジタルな部分が増えて、少し「面白い」と感じてます。

ミラー視認性
私的には最悪です！
真横に大きな死角が生じてます。
バードでは、左右に目線を向けたら全周を確認できるくらい、出来の良いミラーでした。
しかし１４Ｒは、真横を向かないと確認できません。
微調整で良くなるかもしれませんが…、私は交換を決めました。


悪い部分を多く書いてしまいましたが、結論は「良いバイク」です。
追従性は良好ですし、悪い部分も慣れや交換でカバーできます。
なによりも、諸事情でカバーできない部分が良くできてます。

このＺＸ−１４Ｒは、ビギナーからベテランまで、全てのライダーが満足できるマシンですよ。

セカンド・インプレはＧＷ後、馴らし終了後に書こうと思います。