【会津・猪苗代】福島県リベンジツーリング
2011-6-17 23:29 投稿者:
たまじま
先月、中通り地方を中心に訪れた福島県。
本当は梅雨が明けたら、と思っていたのですが
高速道路通行料金の改定が早まったので早く
もリベンジして参りました。
今回は前回行けなかった会津地方中心です。
東北道を那須ICで降り、那須高原を経由して南会津へ。
交通量も少なく、路面も綺麗でとても走り易い道でした。
峠、棚田、とても長いトンネルありの盛り沢山ルートです。
南会津では「塔のへつり」や「大内宿」を観光し、
「こぶしロード」で峠を下り、会津若松を経由し、
宿のある喜多方、熱塩温泉へ向かいました。
途中、目の前一面に広がる水田と、遠くに浮かぶ
まだ雪が残る山脈の姿にいたく感動しました。本当に美しい。
翌日、朝から営業している喜多方ラーメン屋さん「まこと食堂」
にて朝ラーをしつつ、地元のバイク乗りさんから色々情報を教えて
貰いました。
お腹もいっぱいになった所で東へと進路を取り、桧原湖を一周。
すっかり気に入ったバーブガーデンでハーブティーを購入。
さて、猪苗代へ!と思いつつ流していると側溝におじ様と
エストレアがハマっているのを見つけ、通りすがりのライダーさん
達と引張り上げたり点検したりしていました。
どうやらおじ様もエストレアも無事のようでホッとしました。
前回通れなかったゴールドラインを経由して猪苗代へ。
猪苗代湖は大きい!曇りなのが残念でしたが、
磐梯山と猪苗代の組合せは雄大でした。
バイクに乗っている方も多くみられ、梅雨の晴れ間を満喫して
いらっしゃるようでした。
猪苗代で地元の友達お勧めのソーセージを食べ、自分の土産用に
地ビールを仕入れたところで、会津の「さざえ堂」を
観光していないことに気が付きました。
急きょ、会津若松まで猪苗代湖沿いに戻り、観光。
不思議な不思議な建物でした。
お土産物屋さんが「会津に来てくれてありがとう」と何回も
何回も言って下さっていたのがとても印象的です。
猪苗代湖からは日帰りで入ってやる!と決めていた土湯温泉へ
向かいます。道の駅で地元ライダーさんと意気投合。
連絡先を交換して、大変な状況でなかなか来難いと思うけど
俺たちはここで生きているし、バイクにも乗ってる。だから、
次回は絶対一緒に走り回ろう!と約束してお別れしました。
土湯温泉は湯温が高く、シャキっとするお湯でした。
そこで偶然津波の被害に合われたライダーさんとお話をする機会
がありました。
「今生きてることに感謝して、目の前のこと一つ一つと大事に
向き合ってこれからやっていく。」とか
「バイクとは納車された当日に流されたから、
もっと早くに買ってあげていればよかったと思う。」とか
「俺、意外と元気だから、本当に気を付けて帰ってね。」等
と逆に優しい言葉をかけて頂いたりと、なんとも色々考えてしまう
経験でした。
その日はそこから岳温泉の宿へ直行。
流石に疲れが溜まっていたのかお湯から出てすぐに熟睡しました。
翌日は二本松ICから東北道・外環を経由して無事に帰宅しました。
会津地方中心の旅でしたが、県外ナンバーは殆ど見られず
震災と原発事故の影響がもの凄く大きいことが感じられます。
自衛隊や警察の車両も全国各地から支援に来ています。
2回訪問してみて、福島県はやはり素晴らしい自然、
人に恵まれている所だと実感しましたので一刻も早い事態の
解決を祈ります。
さざえ堂です。世界的に見ても珍しい建築物だそうです。 |
大内宿。茅葺の街並みが残りまったりできる。ラムネが美味しい! |
塔のへつり。 直前にある、只見線の塔のへつり駅も雰囲気あります。 |
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