淡路島一周・日帰りツーリング〜後編〜

2011-10-1 13:49 投稿者:  てばさき
前編からの続きです。

淡路島の東浦まで来たところで、雨がポツポツと降ってきました。
天気予報、今日に限って当たってる・・・。

昼食を頂いた場所で、大阪ナンバーのCB400とスズキのネイキッド(車種がわかりませんでした・・・インパルスかなぁ?)に乗った夫婦に出会いました。
大阪から、日帰りで淡路島一周ツーリングをしているらしいです。

「雨が降ってきたから、このまま高速で帰ります(苦笑)」といって、レインウェアを着こんでいました。

僕もレインウェアと、ブーツカバーを装着し、明石海峡大橋を目指します。

やがて小雨だったのが、大粒の雨になり、またも雨の中のツーリング。
少しブルーになりながら、「世界平和大観音像」にチョイと頭を下げて雨がやむように、お祈り。


じきに明石海峡大橋に到着!

が、そこには眼を疑うような光景が広がっていました。


僕の頭上には黒く厚い雲が広がり、大粒の雨が降っているのに
対岸の神戸の街は、太陽に照らされていました。

僕の生まれ故郷である、愛すべき街、神戸市・・・。


何だか「帰っておいで」と手招きされている様で、「淡路IC」からこのまま橋を渡ってしまおうかと思いました(^^;


さて、そんな光景に別れを告げ、いよいよツーリングも折り返し地点。
今度は西海岸沿いを走る県道31号線「サンセットライン」を走ります。

サンセットラインは水仙ラインと異なり、ほとんど真っ直ぐの道路が続きます。
晴れていたら最高なんだろうなぁ・・・と思いつつ走っていたら、雨がやんできました。


サンセットラインを走り出してまもなく、次の目的地「野島断層保存館」へ到着です。

ここは、あの16年前の忌まわしき出来事、阪神大震災を起こした活断層を保存し、公開している場所です。

実は、話には聞いてたのですが、来たこと無かったんですよね。
入場料700円払って、入館。
当時の写真や、ヒビの入った壁などが保存されていました。

つい最近、東北を大きな地震が襲いました。
こういう出来事は風化させず、防災意識を高めるためにも、是非保存しておいて欲しいですね。


さて、何だかテンションが下がってきましたが、上手い具合に雨もやみ、レインウェアを脱いでツーリング再開!

西海岸は、東海岸と違って、ほとんど何もありません。
店もコンビニがわずか数件あるくらいなので、買い物などは東浦〜淡路で済ませておきましょう。

曇っているのが残念ですが、とにかく走っていて気持ちの良い道でした。

何せ立ち寄る場所も無いので、すぐに南部へと戻ってきてしまい・・・最後の目的地、「魚彩館」へと向かいます。

・・・が、ここで迷子になってしまい、20kmほど彷徨いました。

ナビにも登録されていない道だったもので(^^;

しかしこの「魚彩館」、淡路島の公式ガイドを謳うインターネットサイトでも推しまくられていたのに
道案内の看板は無いわ、普通の漁村の真ん中にあるわ、ものすごい小さくて判りづらいわと

色々な意味で、ナイスな隠れ家的スポットでした。


ここで土産の魚を購入。
マダイと、カレイを2匹ずつ。
ホムセン箱に氷を詰めてもらって、魚を収めました。

さ、これで目的完了!
あとはソフトクリームでも食って、帰るとするかね!

と思って「魚彩館」を出たところで、とうとう雨が本降りになりました。

ソフトクリームは中止し、高速に乗って帰ることに。

前編でも書きましたが、風雨の強くなった「大鳴門橋」はとても怖いです!
橋の継ぎ目でタイヤがスリップするんじゃないかと、ビクビクしながら渡りました。


無事、事故もなく帰宅。
淡路島は、日帰りツーリングだと丁度良い感じですね!

道も走りやすいし、交通量も少ないし、走ってて楽です。

なんでツーリングの人が少ないのかなぁ・・・みんな通過しちゃうだけなのかな?
結構お勧めですよ!

まだまだ行けなかったツーリングスポットがあるので、今度は水仙が咲く時期に行ってみたいものです。
兵庫県 )
明石海峡大橋:対岸の神戸は、晴れ
明石海峡大橋:対岸の神戸は、晴れ
野島断層保存館にて、これが断層か・・・
野島断層保存館にて、これが断層か・・・
淡路島は風車が多いのです
淡路島は風車が多いのです
地図